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予防と健康管理

定期健康診断予防接種(ワクチン)フィラリア予防股関節の「ゆるみ」を診る検査~PennHIP~遺伝子検査で守る将来の健康アレルギー検査早期発見・早期治療~がん検診~

股関節の「ゆるみ」を診る検査 ~PennHIP~

股関節形成不全-ゴールデンレトリーバーなどの大型犬を中心にワンちゃんに見られるこの症状は、発症すると歩行機能に重大な支障をきたします。
その原因のひとつに股関節の「ゆるみ」があるといわれています。この「ゆるみ」の有無は、できるだけ早期に発見することで、股関節形成不全の可能性を早くから認識し、ケアの方針を立てることが可能となります。
この関節の「ゆるみ」を正確に診断できる検査方法は、「PennHIP(ペンヒップ)(*)」という特別な検査方法に限られています。PennHIPによれば、股関節のゆるみを通常のレントゲン検査などと比較して数倍の精度で確認することができます。
生後4か月齢から診断が可能ですので、なるべく早い時期での受診をお勧めします。

(*)PennHIPはペンシルバニア大学のDr. Gail Smithによって1983年より研究、開発された股関節のレントゲン検査法で、ライセンス保有の認定医のみができる特別な検査です。当院の南副院長は同大学の股関節診断ライセンスを日本で最初期に取得しています。
なお、検査は深い鎮静または全身麻酔の状態で行います。当院では経験に基づき可能な限り負担の少ない方法で行うのでご安心ください。

通常 このような症状が現れた場合股関節形成不全のおそれが・・・

「PennHIP(ペンヒップ)」で撮影されたレントゲン写真

緩みのある股関節(矢印の分だけ緩みがあります) 変性性関節疾患の重症例
しっかりと合っている股関節(水色の線と黄色の線) PennHIP(ペンヒップ)検査では、股関節を正確に診断することができます。早期にPennHIP(ペンヒップ)で検査を行い、股関節のケアを行いましょう!
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遺伝子検査で守る、将来の健康

ワンちゃん、ネコちゃんが陥る様々な疾患の中には、遺伝子の異常によって発症してしまう病気が多々存在します。こうした遺伝子異常の有無を確認するのが遺伝子検査です。
遺伝子異常=将来の発症の可能性を認識することは、将来に向けて意味のあることです。もし遺伝子異常が発見されたとしても、その後より適切な健康管理を行うことで、発症自体や症状の進行を遅らせることに繋げることができます。また、適切な繁殖計画の一助ともなります。
遺伝子検査を活用し、将来のためにお役立てください。

【代表的な遺伝子検査の例】

遺伝子変異が
原因となる病名など
対象の動物種
品種
検査で調べる
遺伝子
説明
変性性脊髄症
(脊髄機能が徐々に
失われる病気)

(ウェルシュ
コーギーなど)
SOD1 この病気に罹ると、病気の進行に伴い体の機能に支障をきたすこととなります。
検査により遺伝子変異が判明した場合、当院では体重調整や理学療法などのケアメニューを継続的に提供します。
肥大型心筋症
(心臓が肥大化し、
心機能に支障を
きたす病気)

(メインクーン、
ラグドール)
MYBPC3 これらの猫種は肥大型心筋症に罹りやすいことが知られていますが、このMYBPC3遺伝子の変異が原因の大きな一つといわれています。
検査によりもし遺伝子変異が判明したら、定期的な健康チェックを行うとともに、食事管理などの日常のケアで継続的な心臓負担の軽減を行います。
特定薬剤に
対する有害反応

(コリー、
シェットランド
シープドッグなど)
MDR-1 コリー種に多いこの遺伝子変異は、フィラリア予防薬や皮膚病向けの薬などに含まれるイベルメクチン製剤などに中毒症状を呈する可能性が高くなります。
検査によりこの遺伝子変異が判明した場合、中毒の危険性がある特定の薬剤投与をしないよう注意して予防や治療を行うことが可能となります。


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アレルギー検査

ワンちゃんやネコちゃんが皮膚をかゆがったり、赤みがあるなどの皮膚疾患をはじめ、外耳炎になりやすい、くしゃみが出る、吐く、下痢をする、涙やけがひどい等々・・・様々な症状において、実はアレルギーが原因となっているものが多く存在しています。
しかしアレルギーはその症状の有無に加えて、アレルギーの原因となっている対象物が、ハウスダストやダニ・ノミ、花粉や食物など幅広く、その特定が難しい場合もあります。
当院では、代表的な「IgE抗体検査」を筆頭に、それ以外の方法も必要に応じて選択、または組み合わせて行うことで、より的確な検査結果を得られるように致します。
その上で、検査で得られた結果から、より適切なケアの方法などを、症状だけでなく飼い主様のライフスタイルも考慮の上提案いたします。

除去食試験 アレルギー強度検査 IgE検査 リンパ球反応検査 皮内試験・パッチテストなど

まずはスクリーニング検査としてIgE抗体の検査を行い、さらに詳しい検査として除去食試験やリンパ球反応検査等を行います。また、体内でアレルギーが実際に生じているか否かを調べたりアレルギー性疾患の治療の経過を客観的にとらえるためにアレルギー強度試験が利用できます。

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早期発見・早期治療~がん検診~

「がん」は人間と同様に近年イヌ・ネコの主な死亡原因となっていますが、がんの早期発見は難しく、それゆえに早期治療の可能なケースも少ないのが現状です。また、人間ほどには腫瘍マーカーの検査も十分ではありませんが、当院では定期的な健診に加えていくつかの検査をご紹介しています。
がん検診としてスクリーニング的にTSGF検査をお勧めします。この検査は肝臓や肺や骨等種々の臓器の腫瘍がないか検査するためのもので、イヌと猫で利用可能です。血液採取だけで、簡単に実施できます。この検査で陽性結果となった場合には、CTやエコー検査等精密検査のご相談をさせていただき、がんの早期発見を目指します。
また、他の腫瘍マーカーとして、血管肉腫やメラノーマ等種々の腫瘍に反応するVEGF検査や乳がんに反応するNCC-ST-439検査も状況に合わせてご提案いたします。
これらの検査はがんの発見だけでなく、治療経過を診るためにも有効な検査です。

こんなときに 検査の対象 適した検査
定期的ながん検診がしたい イヌ・ネコ TSGF検査
乳腺にしこりができた イヌ NCC-ST-439検査
癌の治療効果や経過を知りたい イヌ VEGF検査
免疫の状態を知りたい イヌ CD4/CD8検査