私たちがワンちゃんネコちゃんそしてご家族のためにできること

先進医療(随時更新中)

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見えないものを「診る」技術〜身体に優しい治療法を追求〜

腹腔鏡手術をご存知ですか?

一般の開腹手術とは異なり、小さい穴から器具を挿入し、モニター越しに行う手術です。
手術痕が小さく術後の回復が早い等の利点に加えて、体内の見えにくい部分や微細な箇所までを拡大して鮮明に「診る」ことができます。
そのメリットはとても大きく、実は人間医療の世界では百年に一度の革新的な進歩ともいわれています。

このような内視鏡を活用した手術や検査の最大の難点は、術者の技術習得が簡単ではないことです。
そのためか動物医療においては導入数が限られていますが、当院では本方法を他に先駆けて2005年より導入し、また国内外で継続的にトレーニングを重ねています。

人間にとって画期的で優れた方法を動物医療にも早く役立てたい…内視鏡関連の取り組みは、そんな当院の一貫した姿勢の表れです。

鼻鏡検査・耳鏡検査

  • 鼻や耳の奥の様子を詳しく調べることができます
    鼻や耳にレンズの付いた直径2mm程度の細い管を入れ、鼻や耳の奥を検査します。レンズを通して内部の様子がモニターに大きく映し出されるので、詳しく観察できます。
  • 鼻や耳の異常に対する部位の特定に有効です
    内部の観察がしづらい鼻や耳の中の異常に対して、詳細な画像で直接観察できるので、CTやMRIなどによる検査よりも異常部位の確実な発見に繋がる場合が多くあります。
  • 切開することなく詳しく検査することができます
    内部の観察だけでなく細胞の採取などもその場で行えます。切開による検査に比べて体への負担が少なく安全です。(検査実施の安全性確保のため麻酔を行うことがあります)

正常な鼻腔と耳道の画像です。通常数mmの隙間しかない内部の様子を拡大して観察したり、異常な部位の組織を採取して病理検査を行います。また、鼻腔や耳道の異物を取り除いたり、耳道を洗浄することもできます。

関節鏡

  • 肉眼やレントゲンでは確認できない関節内の異常を見つけることができます
    関節鏡は、肩、肘、膝などの関節の中に細い管を入れ、検査や手術を行う装置です。モニターの詳細な画像を通じて、関節の細かな変化を発見することができます。
  • 関節の病気やケガが多い大型犬に最適です
    膝の前十字靭帯断裂をはじめ、肩や肘、膝の異常に対して、より正確な診断が可能となります。大型犬の場合、症例によってはそのまま治療することもあります。
  • 少ない負担で検査を行うことができます
    当院は高性能の関節鏡を導入していますので、検査時の傷口も小さく、体への負担を少なく実施することができます。

関節内部をモニター画面で拡大して観察することによって、微細な変化も見逃すことなく適切な診断を行うことができます。

腹腔鏡

  • 人間の医療において広く普及しているキズの小さい手術法です
    ワンちゃんネコちゃんにも人間と同じ方法で治療したいとの思いから、関東で初めてこの術式を導入しました。一般的な開腹手術に比べ、小さい傷しか残りません。
  • 避妊手術など手術や検査に広く活用できます
    避妊手術をはじめとして、泌尿器や消化器などの手術に広く利用できます。また、肝臓などの生体検査にも応用できます。
  • 低負担に加えて部位の詳細な確認が可能です
    術後の体の負担が少なくて済みます。またモニターを通じて画像を詳細に確認することができるので、より安全に手術を行うことができます。



腹腔鏡手術では、1ヶ所から数ヶ所の小さい傷しか残りません。この小さい穴から機器を挿入し、おなかの中を隅々まで観察することができます。また、臓器を強く引っ張って痛みを与えたり、強い力を加え、臓器を傷つける可能性も非常に低く、術後の回復が速やかなことも大きな特徴です。